オフショア開発

オフショア開発

■ オフショア開発のメリット
  • 単価が安い(日本の1/3~1/2)
  • 技術者の確保が容易
  • 大量発注・大規模開発が可能
■ オフショア開発の問題点
  • 異文化コミュニケーション/異文化理解
  • 仕様伝達
  • 日本独特の要求、商習慣
  • 品質
  • スケジュール
  • 開発中の問題対応
  • 技術者の定着率が低い
■ 当社のオフショア開発のアプローチ

     当社では下記のように他の会社と異なるアプローチを採用している。

  • 案件毎に最適な開発体制を提案する。

            案件毎に参画した開発工程(要件定義、基本設計など)が異なったり、業務や規模が異なったりする。特に、オフショア開発にも向きと不向きがある。業務が複雑だったり、仕様の完成度が低かったりするなど、オンサイトで開発したほうが、かえって品質が高くて、コストが低いケースもある。
当社では案件毎に開発体制を提案する。状況に応じて、案件の一部(極端な場合は全部)を日本サイドでハイレベルのスペシャリストを始めとするチームで開発することもできる。

  • 案件毎に最適なオフショア先を選別する。

             一言Webアプリケーションと言っても、Dot NetとJavaで実装する場合には、確保したい技術者も異なる。それに、規模、業務などが異なったら、技術者への要求も異なってくる。当社ではよく分析する上、その案件に最適なオフショア先を選別する。

  • 日本サイドでも開発チームを持つ

             当社オフショア開発の一番な特徴はオンサイトでも高水準の開発チームを持つことである。 ① 開発の初期に、システムのアーキテクチャを確立し、共通モジュールを抽出する。 ② オフショア開発に向いていない部分をオンサイトで開発する。 ③ 結合テスト以降は業務とシステム全般を把握しているトップレベルのスペシャリストを主体にオンサイトで対応することで、迅速に対応でき、システム安定への影響を最小限に押さえられる。

  • 設計の早い段階で参入し、業務の把握と基盤の抽出作業を行う

             規模が大きい案件の場合、開発チームのリーダクラスは先に業務を把握し、アーキテクチャを確立し、共通モジュールを抽出しないで、開発に入ったら、メンバの混乱と作業の不効率を招きかねない。 例えば、当社は内部設計から一括受注する場合では、派遣の形で外部設計開始時にリーダクラスを投入すれば、外部設計終了時にアーキテクチャは既に確立し、共通モジュールも出来ている状態になるから、納期短縮、品質向上とコスト削減に貢献できる。

  • 厳しいレビューで、品質と納期を確保する

             当社では、工程毎に、作業毎に、必要なところにレビューを実施することで、問題の早期発見、品質と納期の確保、コストとリスクの制御を図っている。

  • 問題が見つかったら、迅速且つ、柔軟に対応していく

             隠蔽体質を排除し、風通しの良い会社に努めること、チームメンバ間のノウハウの共有を極めることは当社のカルチャーでもある。
担当者が何か不安がある時に、関係者に相談することで、問題が問題になる前に解決する。
レビューなどで問題が見つかったら、問題の解決方法を検討したり、類似問題の有無を精査したりする。必要に応じて、開発スケジュールの調整、開発リソースの確保も早期に行う。